10月17日朝4時、自宅を出て只見町に向かう。
今回の撮影は、「東北のマッターホルン」、あるいは「会津のマッターホルン」とも呼ばれる「蒲生岳」。
この日の只見町の日の出は5時52分。
予報は朝から晴れ。夜明けから1時間くらいでの到着時間を見込んで、国道4号~115号~49号~252号と移動する。
途中の気温は8度。寒い!車のエアコンを入れる。
国道252号に入り、並行して流れる只見川の秋の風情を目で楽しみながら、7時前に蒲生岳登山駐車場に着く。
国道沿いにある駐車場は10台ほどのスペースがあり、トイレは向かい側にある蒲生集会施設「雪の里」を利用できるという。
しかし、期待に反して駐車場から望めるはずの蒲生岳は朝霧に包まれて姿を見せない。

あとで聞いた話では、この時期、朝霧も一つの季節の風物詩だとか。蒲生岳が姿を見せないと話にもならない。
それではと、コーヒーを沸かしてサンドイッチで軽く朝食。霧が晴れるまで周辺を散策することに。
駐車場から徒歩数分の所に只見線「会津蒲生駅」がある。
近くを流れる蒲生川に架かる鉄橋を、同駅7時30分発・会津若松行の始発列車が朝霧の中を走って行く。
ちなみに、会津若松着は10時38分。
会津蒲生駅に停車する列車は1日3往復。無人駅ながらきれいに管理され、待合室には手作りの座布団も。地域の人たちの温もりが感じ取れた。蒲生岳への登山道は駅の脇を通ることになる。
山里の朝は早い。あいさつを交わしながら歩いていると、懐かしさを感じるのどかな里の風景がそこにあった。
10時前に、ようやく霧が晴れ、駐車場からも標高828mの蒲生岳の姿がくっきりと見えた。目の前に、せり立つような山容に圧倒されながら、さっそく久保地区の周辺で撮影開始。
集落にせり上がったような蒲生岳の構図を考えていたこともあり、カメラと三脚を持ちながらあちこち歩いていると、地区の人から、「蒲生川を挟んだ姿も希望に添えるかも?」とのアドバイス。
なるほど、この位置か・・・。
撮影を終えて駐車場に戻ると、新潟から来たという4人の家族連れに会った。紅葉の時期に一度登りたいと楽しみにしていた、と話しながら登山道に向かって行った。
筆者は今回は登山を見送ったが、日を改めて眼下に広がる只見川流域の素晴らしい景色を堪能したいと思っている。
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帰り道の「寄岩橋」からは、会津蒲生駅14時45分発の列車をまちぶせ。
山肌を縫うように走る只見線は、四季を通して美しい景観を見せてくれる。
その寄岩橋には、こんな立て看板も。思わず車を止めて眺めたくなるほどの風景には違いないが、やはり安全第一で。
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