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2009年10月の2件の記事

二本松市〝針道のあばれ山車〟

大型人形を乗せた山車がぶつかり合う「針道のあばれ山車」が10月11日、二本松市針道の商店街で繰り広げられ、目抜き通りには7台の山車が激突する音が響いた。

あばれ山車は、凶作が続いて疫病が大流行した際、地区の諏訪神社例大祭で神輿(みこし)渡御とともに、神楽や人形を飾り付けた山車を奉納したのが起源とされ、約400年の伝統を持つ。

別名「針道のけんか祭り」とも呼ばれる荒っぽい祭りだ。

今年の山車には、高さ約3メートルの毘沙門天(びしゃもんてん)や人気アニメのキャラクターが乗った。

太鼓が打ち鳴らされ、若連の威勢の良い掛け声とともに、山車を前後に走らせてぶつかり合う光景は勇壮そのもの。

通りを埋め尽くした見物客は、あちこちで激突、豪快に回転する山車の迫力に圧倒されていた。

あばれ山車は、毎年体育の日の前日に行われる諏訪神社の祭礼行事。


大型人形を乗せた7台の山車が激突した針道のあばれ山車=10月11日、二本松市針道

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古殿八幡神社・流鏑馬

疾走する馬上から弓矢で的を射る「流鏑馬(やぶさめ)神事」が10月10、11の両日、古殿町の古殿八幡神社で行われ、伝統の妙技が見物客を魅了した。

同神社の流鏑馬は、 鎌倉時代の領主が源頼朝から社領を与えられたのを祝って奉納したのが始まりとされる例大祭の伝統行事。

平安時代の狩装束に身を包んだ役者たちが、約250メートルの馬場道に設けられた3カ所の的を狙って矢を放つ。

矢が的に命中するたびに、馬場道で人馬一体の勇壮な神事を見守っていた見物客から拍手と歓声が上がった。

福島県内では、流鏑馬の神事は古殿八幡神社といわき市の飯野八幡宮で行われており、古殿八幡神社では毎年10月第2土、日曜日に開かれている。


馬上から的を狙う役者=10月10日、古殿町・古殿八幡神社

         ◇           ◇

古殿八幡神社の流鏑馬は、流鏑馬保存会の会員を中心に技術の鍛錬を行い、800年を超える伝統を受け継いでいる。

流鏑馬に先立って行われた流鏑馬大会では、地元をはじめ県内外から参加した約20人の〝役者〟が、日ごろの鍛練の成果を披露した。

中には外国人や女性の姿もみられ、見事な腕前に観客から拍手が送られた。


流鏑馬大会では女性も登場。見事な腕前を披露した=10月10日

◆関連記事
古殿八幡神社「流鏑馬神事」(平成21年10月12日付)

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