阿津賀志山防塁
国見町の阿津賀志(あつかし)山(標高289㍍)の中腹から阿武隈川に至る3.2キロにわたって続く二重の堀と土塁の跡。
文治5(1189)年の奥州合戦の際、平泉の藤原泰衛軍が源頼朝軍を迎え撃つために築いた防備施設で、阿津賀志山防塁と呼ばれる遺跡だ。地元では、二重(ふたえ)堀とも呼ぶ。
防塁跡付近一帯では、文治5年8月8日から10日にかけて激戦が展開されたという。
この戦いで防塁が陥落、藤原軍の敗北につながったという歴史的な古戦場だ
昭和56年に国史跡に指定された防塁跡では発掘調査が続けられており、これまでに防塁を築いた際に埋められたとみられる道路跡などが見つかっている。
阿津賀志山は、「タンガラ山」の愛称で親しまれ、同町のシンボル的存在。展望台から吾妻、安達太良連峰が見渡せる絶景ポイントだ。
正面に見える阿津賀志山から築かれた防塁跡(下二重堀地区)
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