冬の風物詩が消えた!?
福島市の阿武隈川沿いにある「あぶくま親水公園」は、ハクチョウの飛来地として知られるが、今年は鳥インフルエンザ予防のため、ハクチョウなど渡り鳥と人を隔離する柵が設置された。
川辺に柵を設置、渡り鳥と人の接触を遮断した公園=12月7日
福島市は、これまでエサ付けを奨励し、「白鳥号」と名付けたバスを運行するなど、同公園を冬場の観光資源として力を入れてきたが、今年は一変。川辺を青いシートで囲んで立ち入りを制限している。
大勢の市民らが訪れ、米やパンくずなどのエサを与えていた昨年までの風景は、今は見られない。
ハクチョウを身近で楽しむ姿は、今はない(写真は平成19年2月)
ピーク時には、オオハクチョウ、コハクチョウなど約1000羽が飛来する公園も、筆者が訪れた日は、ハクチョウは10羽ほど。それも川辺から遠く離れた川面に。
まるでハクチョウが人を避けているようにも見えた。
この時期に飛来するハクチョウの数もめっきり減った=12月7日
この日も観光バスが訪れた。
だが、柵で区切られ、群れをなすカモだけの川岸を目にした観光客らは足早にバスに戻って行った。
「今の時期は多くのハクチョウが見れたのに」
「エサを与えられないから場所を変えてしまったのか」
パンくずなどを用意して毎年来ていたという近くの老夫婦は、寂しそうに話していた。
鳥インフルエンザの感染が懸念される中、冬の風物詩の姿が消えてしまったかのよう・・・。
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水辺でしばし羽休め-あぶくま親水公園(平成17年3月13日)
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